フォー・オール・ウィ・ノウ

新世代ジャズ・ヴォーカルのスター、インパルスよりメジャー・デビュー！
ピアノとのデュオで美しく綴られるスタンダード。ホセの新たな物語はここから始まる。

ホセ・ジェイムズは、世界的に有名なクラブDJジャイルス・ピーターソンが見出しデビューさせたシーン最注目の本格派ジャズ・ヴォーカリスト。

2008年のデビュー後、カリスマチックなルックスとセクシーなバリトン・ヴォイスで一躍シーンの注目を集め、ジャイルスのレーベル「ブラウンズウッド・レコーディングス」よりリリースされた2枚のアルバム『ザ・ドリーマー』(08年)、『ブラックマジック』(10年)はいずれもヒットを記録。

今回、ホセが最も音楽的影響を受けたサックス奏者のジョン・コルトレーンが60年代に在籍した伝説のジャズ・レーベル<インパルス>に電撃移籍しメジャー・デビュー！同レーベルとしては、コルトレーンの妻アリス・コルトレーンの遺作(04年)以来、実に6年ぶりの新作となります。

移籍第1弾は、ベルギー出身で欧州ジャズ・シーンをリードするピアニスト、ジェフ・ニーヴとの完全デュオで綴る、静謐で美しいスタンダード・アルバム。ホセがベルギー滞在中に出会ったジェフのピアノ・プレイに運命的なものを感じ、翌日のオフの日にふたりでスタジオ入り。ほぼ全曲を1テイクで仕上げました。

アフターアワーズ的なリラックスした雰囲気の中、ホセのヴォーカルはこれまで以上に深く、ジャズ・ヴォーカリストとしての真価を十分に感じさせます。