リシャール・ガリアーノ

アコーディオンの鬼才、リシャール・ガリアーノのドイツ・グラモフォン３枚目のアルバム。ジャズ、アルゼンチン・タンゴなどあらゆるジャンルの音楽をアコーディオンで見事に表現するリシャール・ガリアーノ。今回はヴィヴァルディのもっとも多くの人に知られる作品《四季》をアコーディオンと弦楽アンサンブルで録音しました。《四季》は新しい旋律法とダイナミズムを追求したと作品で、ヴァイオリンの高度な技法を要されるものです。ここで、ガリアーノはこの難曲をものともせず、彼の技を見事に聴かせ、さらに歌劇からのアリアでは歌心を感じさせます。