～眠っていた巨匠たちのジャパン・ライヴが今、甦る～
ＴＢＳの倉庫で眠っていた貴重な世界の巨匠たちの音源を最新リマスター、ＳＡＣＤハイブリッドで発売！

E.シュトラウスとフィードラ！音楽の楽しさがあふれるライヴ録音。

当ディスクには、エドゥアルト・シュトラウスとアーサー・フィードラーの指揮で、ウィンナ・ワルツやポピュラーな小品の演奏が刻み込まれており、東京交響楽団のもうひとつの面を味わうことができる。エドゥアルト・シュトラウスの指揮ぶりは、その歌い口といい、リズムの弾ませといい、きびきびとした手応えに富んでおり、回顧趣味に陥っていない点が好ましい。また、日本では、ボストン・ポップス管弦楽団の指揮者として人気を博していたアーサー・フィードラーが、東京放送（現TBS）創立10周年記念行事の一環として招聘され、初来日を果たしたのは、1961年秋のことである。ここには、E.シュトラウスのシュトラウス・ファミリーの音楽と釣り合いがとれるように、イヴァノヴィチとオッフェンバックの作品が収録されているが、その演奏スタイルは、きわめて華やかで勢いに富んだものになっている。E.シュトラウスとの演奏と同様に、東響のメンバーは、フィードラーの意向を汲むべく努めており、その結果、両指揮者の音楽づくりの違いが際立つ結果になっているのが耳に残ることだろう。　満津岡信育（ライナーノーツより）
マスタリング：2013年11月 by 杉本一家（ビクタークリエイティブメディア）

• 録音年 1958年8月23日（1-5）、1961年11月13日（6）、11月20日（7-14）
• 録音場所 産経ホール（1-5）、東京厚生年金会館（6-14）
• 指揮者 エドゥアル・シュトラウス（1-5）、アーサー・フィドラー（6-14）
• 楽団 東京交響楽団

■このディスクは通常のCDプレーヤーとSACDプレーヤーのどちらでも再生できます。

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