チャイコフスキー＆ラフマニノフ：ピアノ三重奏曲

スーパー・トリオ、夢の共演！

激しい慟哭と美しい抒情が交錯する、追悼の室内楽。３人の名手による壮絶な演奏。

ラン・ランの初の室内楽録音！ それぞれの楽器において現代最高の名手であり、かつロシア音楽のエキスパートでもあるレーピンとマイスキーらとの夢のトリオが実現したのは2009年7月のヴェルビエ音楽祭。翌月に録音されたのが本ディスクです。チャイコフスキーが師であり親友であったニコライ・ルビンシテインの死を悼んで作曲した傑作《ある偉大な芸術家の想い出のために》と、そのチャイコフスキーの影響が色濃く反映されたラフマニノフ19歳の時の悲しみの三重奏曲第1番の2曲が比類ない美しさを激しさで胸を衝きます。