愛という名前【通常盤】

音楽は国境をこえる。ドラマティック・シンガー　ＫＡＩ　が歌い上げる“愛”の世界松井五郎作詞　愛の三部作（愛という名前、愛は深く、冬に書く手紙）収録！

音楽は、国境を越える。(中略)　《愛という名前》に聴かれる繊細な情感と、凛としたハイトーン。《アイ・ビリーヴ》の美しいメロディに寄り添う、艶やかなバリトンヴォイス。《ネッラ・ファンタジア》を圧倒的に歌い上げる、スケール感豊かなベルカント。クラシックとミュージカルで鍛え上げた歌唱力をこれほど鮮やかに、かつ多彩に使い分ける韓国出身の歌手は、これまでほとんど存在してこなかったように思う。ミュージカル出身の歌手がオペラアリアを歌ったり、あるいはオペラ歌手がミュージカルナンバーに挑戦したりするのとは、まったく次元が違う。歌っている言語が日本語であれ、韓国語であれ、あるいはイタリア語であれ、KAIはそれぞれの楽曲に必要とされる最善の表現を的確に見抜き、それを歌唱という形で正確に具現化する能力を身に付けている。いや、たいしたものだ。（前島秀国　ライナーノーツ）