治・未病音楽療法～日本の歌

「健康な体」を大きな感動とともに超高齢化社会へ向けた新音楽療法シリーズ！日本のうたを聴き、脳の記憶低下、誤嚥性肺炎、認知症、免疫力低下、歯周病、耳鳴り難聴　の予防・改善に

未病とは、病気になる一歩手前の段階を指し、この段階で「いかに健康な状態に導くか」が、すなわち「治・未病」の考え方になります。

・・・・・・未病を改善し、健康な状態に導くためには、まず現代人の不摂生な生活習慣を見直し改めることが大切になります。日本では、三大死因であるガン、虚血性疾患、および脳卒中（脳血管障害）で、実に日本人の６０％以上が命を落としているので、こうした病気にならないように、日頃から未病を克服することが肝要です。たとえば、悪い生活習慣や不快な精神的ストレス、環境の悪化、老化などは自律神経のバランスを崩す結果、病気の前段階である未病を誘発します。この状態を放置しておくと、さらに糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満、脂肪肝などが生じます。したがって、「治・未病」の有効で簡単な方法を日常生活に意識的に取り入れ、発病しないように心がけることが健康寿命の延長にもつながっていくのです。
和合治久　埼玉医科大学教授・学科長