わたしとマンシーニ：100th Anniversary of Henry Mancini

あなたの暮らしを、彩る音楽。
映画音楽の巨匠の生誕100年を記念し、名曲の数々をジャズの名演で楽しむ決定盤。
◆時には美しく優雅なメロディで、そして時にはミステリアスでコミカルなサウンドで、数々の名画を彩ってきた映画音楽の巨匠、ヘンリー・マンシーニ。1924年にオハイオ州クリーヴランドに生まれた彼は、フルート奏者だった父親から英才教育を受け、名門ジュリアード音楽院に進学。戦後グレン・ミラー楽団でアレンジとピアノを担当するなど活躍した後、1952年にユニバーサル・ピクチャーズに入社し、本格的に映画音楽の制作キャリアをスタートしています。その後の活躍は皆さんもご存じの通り、『ティファニーで朝食を』や『シャレード』、『ピーター・ガン』、『ピンク・パンサー』、『ひまわり』など多くの映画の音楽を手掛け、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞するなど、巨匠としての地位を確かなものにしていきました。晩年は後進の育成にも熱心だったマンシーニは、1994年に70歳で惜しまれつつこの世を去っています。
温厚な人柄で知られ、オードリー・ヘップバーンやクインシー・ジョーンズ、など数多くの友人に慕われていたマンシーニ。彼が紡ぐ音楽は、その人柄を反映しているかのように、私たちの心を暖かくしてくれるものばかりです。今回のコンピレーションでは、そんな彼の生誕100周年を記念し、名曲の数々を錚々たるジャズ・レジェンドたちによる名演で集めてみました。世界中の人々の心を彩ってきた音楽を、ゆっくりとお楽しみ下さい。