りりィに会いたい

1972年20歳、アルバム「たまねぎ」でデビュー以来、「私は泣いています」「オレンジ村から春へ」等、数多くのヒット曲を残し、2016年64歳でこの世を去るまで、シンガーソングライターとして、女優として活動し続けたりりィ。女優としては、テレビドラマ「半沢直樹」、岩井俊二監督の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」他、数多くの作品に出演。荻上直子監督「彼らが本気で編むときは」(2017年公開)が最後の作品となった。
1999年から「りりィ+洋士」というユニット名で最後まで歌い続けた。映画撮影監督の髙間賢治氏がそのライブを観て惚れ込み、2013年から自費で記録用として撮影し続けたが、病気が発覚したため途中で断念せざるを得なかった。しかし亡くなってから6年を経て晩年のりりィのリアルな歌<姿>を伝えたいと本企画が実現した。
本作品は晩年(2013年～2015年)の4公演を記録したドキュメンタリー映像であり、りりィ初のライブ映像でもある。(約90分)

■歌：りりィ / 歌・ギター：齊藤洋士 / ハーモニカ：深沢剛 / ベース：谷口幸生
■企画・撮影：髙間賢治 / 編集：熊谷達文 / 整音：光地拓郎・山本逸美 / 製作：SOHO FILMS
■監修：齊藤洋士 / 協力：喜多一郎 / スーパーバイズ：寺本幸司