日本の人

坂本冬美 30 周年記念リイシュー

細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美による異色かつ魅力的ユニット、HISによるアルバム。
ジャンルを超え、心揺さぶる名盤。

『あばれ太鼓』でのデビューから30周年のメモリアルイヤーを迎えた坂本冬美の2016年は、１月にオールタイムベスト『道』を皮切りに3月は30周年記念曲『北の海峡 / 愛の詩』、5月に北島三郎氏とのデュエットシングル『父と娘』、8月は演歌としては異例のドラマ「神の舌を持つ男」主題歌となる『女は抱かれて鮎になる』、10月には、これまで影響を受けた演歌の名曲をカバーしたアルバム『ENKA〜情歌〜』と演歌関連のリリースが、ここまで続いてきたが、2016年の締め括りに、“坂本冬美”の30周年の歴史に於いてもう１つ忘れてはならないのが、忌野清志郎さんと細野晴臣さんとのユニット“HIS”である。この出逢いがあったからこそ、「また君に恋してる」に代表されるポップスシンガーとしてのもう１つの側面が生まれたといっても過言ではない。お２人の出逢いに感謝の気持ちを込めての記念リイシューである。
なお、今作品『日本の人』が発売されたのが、1991年7月19日であるので、2016年の今年が発売から25年の節目の年でもある。

【高音質SHM-CD】
「Oh,My Love ～ラジオから愛のうた～」「幸せハッピー」の２曲をボーナス・トラックで加わえたスペシャル・ヴァージョン
この２曲は、2005年にNHKのラジオ放送80周年を記念して作られた作品。坂本冬美名義で発表されているが、曲を依頼された細野晴臣が、作詞を忌野清志郎に、歌を坂本冬美に指名して作られた。実質的にはHISの３人の再会曲であり、うれしいボーナス・トラックである。
アナログ盤も同時発売。