‘さだまさし’なのに‘らしくない’名曲いや“迷”曲から、飛びぬけたセンスと才能？ゆえ、ファンの間で伝説化された迷曲を収録

2013年に大ヒットを記録したさだまさしのベストアルバム「天晴（あっぱれ）～オールタイム・ベスト～」（以下、「天晴（あっぱれ）」）から3年。未だ世は「オールタイム・ベスト」ブーム冷めやらぬ中、「もうベストばかりじゃ、つまらない！」と考えたさだまさしがなんと！「ワーストアルバム」をリリースする。
企画は今から3年前。「天晴（あっぱれ）」のヒットを受けてさだまさしが「ベストがあるんだから、次はワーストだよね（笑）」とステージでのトークを繰り広げ客席の笑いを誘い、誰もが冗談かと思っていたこの企画が、さだまさし本人の熱い想いにより、ついに実現する。

‘さだまさし’なのに‘さだまさしらしくない’名曲いや“迷”曲から、その飛びぬけたセンスと才能？ゆえ、ファンの間で伝説化されてきた楽曲を厳選。
「建具屋カトーの決心…」は‘89年に、フジテレビ「夜のヒットスタジオ」に生出演した際、テレビ史上初、生放送でレコーディングした（もちろん、一発録り）その音源をシングル化したことで、ファンの間でも語り継がれてきた曲。
また「シラミ騒動」はシラミを見つけた研究者と周りの人々の騒動を歌った不思議な曲だが、80年代コンサートで初披露され、タイトル「シラミソードー」も歌詞も全てドレミファ…の音名（階名）のみで構成されており、メロディ＝歌詞という制約の中で1曲を書き上げたことで“天才” ！の名を欲しいままにした、恐るべき伝説の迷曲！
90年以降なかなか披露されていなかったこの曲が、今回、第二楽章、第三楽章までが制作され、「組曲」として2016年8月1日東京国際フォーラムでライブ録音した音源が収録される。この「シラミ騒動」を含み全11曲のうち
７曲は新たにレコーディングまたは初CD化となる豪華なアルバムとなった。

さらに2008年にNHK「おかあさんといっしょ」でうたのおにいさんとおねえさんが歌うために提供した「魔法のピンク」を、今回さだまさしの歌唱で初収録。また「誰も知らない二番目のうた」はフジテレビ「みんなのニュース」のコーナー 「ニュースのうた」として昨年9月から今年の2月まで毎週月曜日に放送され、この曲も初CD化となる。

おもいっきり笑って、笑って、最後は涙?!

かつて大ヒット曲「関白宣言」から15年後に「歌詞の冒頭が時代に合わなくなった」とさだまさし自ら、パロディとして書き下ろしているのが「関白失脚」。「関白宣言」で亭主関白な様子が描かれた箇所に、家族における父親の悲哀が歌われたことで少々残念＝「ワースト」な雰囲気で始まるこの曲は、94年にライブ録音されその観客の笑い声まで入っていることでも知られているが、最後はその笑い声が「がんばれー」と観客の声援に変わる、さだまさしにしか書けない感動の1曲。今回ベストアルバム「天晴（あっぱれ）」をパロディする「御乱心～オールタイム・ワースト～」に共通するテーマとしてこの曲が選ばれ、こちらも8月1日ライブ録音した新録ヴァージョンが収録される
思いっ切り笑って、笑って、最後は涙…さだまさしにしかできない、真髄を語るアルバムが完成した！

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