千住真理子は1975年 第1回「若い芽のコンサート」でNHK交響楽団と共演し12歳でプロデビュー、2025年にデビュー50周年を迎える。

レコード録音においてはビクターでのデビューから東芝EMIを経てユニバーサルミュージックまで数多くの録音を残している。

その千住真理子、10年ぶりとなるBEST盤のリリースがこのたび決定。

2002年以来共にする愛器ストラディヴァリウス、デュランティでの録音音源を中心に、ヴィターリの《シャコンヌ》、イザイのソナタ第3番より、ベートーヴェン《スプリングソナタ》より、クライスラー《愛の喜び》《愛の悲しみ》、サラサーテの《チゴイネルワイゼン》、そしてもちろん兄、千住明作曲による《ララバイ・アンダンテ》などなど、ヴァイオリン名曲の数々を時間いっぱいにベスト選曲。また、“RARE“としてデビュー間もない頃の音源もセレクトして収録を予定する。

アートワークには、長兄、千住博による肖像画を使用。

半世紀にわたる音楽活動の大きな通過点して位置付けられたリリースとなる『BEST＆RARE」。今年はこちらをじっくり堪能しながら2025年の新たな“しるし“を待ちたい。

●レコーディングデータ
《BEST》
千住真理子（ヴァイオリン）／千住 明（ピアノ、指揮）／藤井一興、丸山 滋、山洞 智、横山幸雄（ピアノ）／
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ／
N響のメンバーによるアンサンブル／ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラ

《RARE》
[7,8]
千住真理子（ヴァイオリン）、ウィーン交響楽団、指揮：デイヴィッド・シャローン
録音：1986年［収録アルバム］メンデルスゾーン／チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲

[9]
千住真理子（ヴァイオリン）、ORCHESTRA2772、指揮：樋口康雄
録音：1980年［収録アルバム］火の鳥2772（オリジナル・サウンドトラック）

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