スカラ【直輸入盤】

東京JAZZ2010で来日を果たしたECM期待のカリスマ若手トランペッター、マティアス・アイクの3年振りとなるECM2作目のアルバム！2008年にアルバム『The Door』でECMデビュー、自国ノルウェーでは発売直後ポップス・チャートでも上位にランク・インし、その年のヨーロッパではジャズのベストセラー・アルバムとなった。アイクは1979年生まれの32歳、彼の憧れのトランペット奏者はケニー・ウィーラー、チェット・ベイカーやマイルス・デイヴィス。哀愁漂うリリシズムとメランコリックなサウンドは少なからず彼らの影響が感じられるが、さらにそれらをパーソナルに変換し彼のトランペットは素晴らしく明瞭なソロ、そして彼のテーマのごとく印象深いメロディーをふんだんに歌う。本作は全曲自身のオリジナルで構成、ドラム2人体制のモダン・バンドで録音、ジョニ・ミッチェル、レディオヘッド、スティング、エルトン・ジョンなどポップスの影響も強く感じられる作品で、ジャズ・ファンのみならず多くの音楽ファンにアピールできる素晴らしい作品。2011年のECM一押し作品！